サイログ。

~雑多な記事置き場~

Miyako2.0開発のワケ

実は、2.0開発の切っ掛けとなったのは、ニコニコ技術部向けのプログラム「100体はちゅね」を作っていたときのこと。
実行中の画面に異変を見つけました。


はちゅねの胴体と腕が切り離されて表示していました。
これは、Partsクラスの部品の描画が、Parts単位ではなく、それぞれの部品単位で描画順を決めていました。
dp値による描画順決定は、拡張ライブラリによる高速化が非常に容易なのですが、その弱点が露見しました。

修正しようとすると、内部構成を結構弄る必要があり、しかも処理が複雑になることから、
「dp無くして、renderに絞ろう!」と考えつくのに時間が掛かりませんでした。

先のエントリのとおり、非常に大きな修正となりましたが、労力はそれほど必要ではありませんでした。

これにより、100体はちゅねを表示しても、正しく一体ずつ描画されるようになりました。
(但し、少し遅くなっていることは否めません。今後の頑張りようです・・・)