サイログ。

~雑多な記事置き場~

pre->pre2へ

現在、Miyako1.5preからMiyako1.5pre2への変更を行っています。

大きな変更点は、

  1. タッピングの追加
  2. Rdoc形式リファレンスマニュアルの作成

です。

タッピングは、Ruby1.9で採用されたObject#tapと同じような動きをするもので、
ブロックを受け取って自分自身のデータを変更し、そのまま自分自身を帰す処理のことです。要はVisitorパターンを装備したことになるのかな?

追加したのは、MiyakoTapというモジュール。
mixinすることで、propertyというメソッドを追加します。
1.9でもメソッド名が被らないようにしています。
このモジュールは、SpriteクラスやTextBoxクラスにmixinしています。

使い方は、

object.property{|obj| obj.dp=10}

と言った具合です。これで、objectのdpの値が10に更新されます。

また、メソッドチェインや、プロパティ更新ブロックの再利用ができますので、

# メソッドチェイン
# dpが10で、表示した状態のスプライトのインスタンスを作成する
spr = Sprite.new(...).property{|s| s.dp=10 }.show

# ブロックの再利用
brk = lambda{|s| s.dp=10}
:
spr.property(&brk)

といった、効率的な処理が行えます。

リファレンスがある程度形になれば、リリース予定です。