サイログ。

~雑多な記事置き場~

Miyako2.0リリース

ようやく・・・遂にこの瞬間が来ました。

Miyako2.0をリリース致します。

前バージョン(1.5)と比べて、理解されにくかった自動処理を、実装者の方々に委ねる形式に変更致しました。

また、機能を合わせることで分かりづらくなっていた部分(たとえば、コリジョンにキャラクタの位置情報を組み合わせていたこと)を出来る限り解消しています。

変更点は・・・かなり多くなったので割愛とか書くと怒られそうなので、要点をかいつまむと、

  • Ruby1.9.1に対応
  • Ruby/SDL2.1.0以降対応
  • 大部分の自動処理の廃止
    • 処理タイミングを実装者に委ねる
  • renderメソッドの追加
    • 画面への直接貼り付けによる画面更新
  • オートレンダーの追加
    • 旧来のMiyako形式での画面更新はこちらを使用
  • Collisionと位置情報との依存性を解消
    • 重ね合わせ判定時に位置を引数として渡す方式に変更
  • Map/FixedMapと位置情報との依存性を解消
    • キャラクタの位置情報に依存した処理の廃止
    • get_amountメソッドの廃止(collision?とcan_access?を使用する形式に変更)
  • 円形重ね合わせ判定を追加(CircleCollisionクラス)
  • 画像描画メソッドの追加(Bitmapクラスメソッドに追加)
    • 透明度変更
    • 特定色を透明に変換
    • HSV変換
    • 回転・拡大・縮小
  • Yuki処理の安定化
    • Fiberにより、Thread(v1.5)と比べて切り替えタイミングが分かりやすくなりました
  • Drawingモジュールの追加
    • Spriteクラスの図形描画メソッドを移動
    • Polygonメソッドの追加(直接SGEをアクセス)
  • Utilityモジュールの追加(サンプルプログラム参照)
    • 指定の位置までにかかる座標を配列化(一定刻みで)するメソッド
    • 現在の矩形が、一定間隔の格子状のどこに掛かっているかを配列で返すメソッド
  • 処理の高速化
  • サンプルの追加
  • リファレンスマニュアルの拡充
  • バグ修正
  • ・・・他たくさん

変更点多すぎ

開発中、迷走しまくったMiyako2.0ですが、これからも、Miyako2.0をよろしくお願いいたします。

ダウンロードは以下のリンクをクリックすることで行えます。

Miyako2.0 ソース+Win32バイナリ

Miyako2.0ソース+Win32バイナリ+Ruby/SDL2.1(Win32)

リファレンスマニュアル(RDocによるHTML化)は、以下のリンクをクリックすることで見ることが出来ます。

Miyako2.0 リファレンスマニュアル