サイログ。

~雑多な記事置き場~

レベルデザイナーという職業

keisukenさんの日記経由ですが、NIKKEI IT-Plusないでこんな記事がありました。
タイトルを見ると、「スクリプト言語がゲーム開発の短縮につながるんじゃないの?」とか思われそうですが、実際は、「レベルデザイナーの存在感」について解説していて、要は、全体のゲームUIを統括する(責任を持つ)仕事の人(これを欧米では「レベルデザイナー」と言います)が日本に必要じゃないの?という話でした。
(ちなみに、レベルデザイナーと対極で、ロジック部分を書く人々をどう呼ぶんでしょうか? 「ロジックデザイナー」とか? 単に「プログラマー」とか? ここでは、名前がかっちょええので、「ロジックデザイナー」と呼びます(笑))

http://it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITew000006022009&cp=1

更に加えて、レベルデザイナー本人が、スクリプト言語環境を使って(海外のゲームでは、ゲーム内にスクリプト言語実行環境を組み込む例が多いです。LuaPythonが主流)、自分で実装するスタイルが多いそうです。結構うなされる話です。日本ではどうなんでしょうね?

もっと言うと、日本初ということで、Ruby1.9系統で、レベルデザイン用の開発環境が出来れば面白いんじゃないかなと思いました。日本語のリソースが多いですし。速度の面でも、1.8と比べて大分良くなったと思いますし(流石に、LuaPythonと比べてどうなの?とか言われそうですが・・・)。

Miyako2.0の立ち位置も、「ロジックデザイナーとレベルデザイナーとの橋渡し」で効力を発揮できるかも知れません。ロジックデザイナーが拡張ライブラリ書いて(スピードに依存するとこと全般)、レベルデザイナーがユーザが楽しめる様にスクリプトを書くと。これによって、役割がはっきり切り分けられて、すっきりした作業フローになれるかなと。なんかよさげ。

確か、Rubyには組み込み機能(Rubyの実行環境をdllにして、別プログラムから制御する・・・合ってますよね?)があるはずなので、それを使えば、DirectXのゲームにRubyを・・・なんていう夢の環境が出来上がって惚れ惚れするかも(自分の趣味ちゃうんか、それ)。

参考:artonさんの日記
http://arton.no-ip.info/diary/20090206.html#p02

あ、最後に、レベルデザイナーの本がありますのでご紹介。

レベルデザイナーになる本 ー夢中にさせるゲームシーンを作成するー

レベルデザイナーになる本 ー夢中にさせるゲームシーンを作成するー