Miyako for Web、ちまちまと開発しております
最新版は↓です。
かなりシンプルな構造になっております。
また、Box2DやThree.jsと組み合わせたサンプルも用意していますので、よければ見てやって下さい。
忘備録:SDL_mixer2.0のために、spmeg2をビルドしてみたぜヒャッハー!
何を思ったか、SDL2.0をインストールしてみようというわけで、Linux(ubuntu12.04-x64)であれやこれやとやってみたわけですが、SDL_mixerをビルドしようとするとsmpeg2がubuntuに無いと怒られたわけで。
じゃあ、smpeg2をビルドしてやろうと四苦八苦した結果が以下の手順です。
SDLとかのインストール
とりあえず、/opt/SDL2にインストールしていると思って下さい
smpeg2ソースのダウンロード
SDLのサイトからダウンロード。展開すると、READMEが0.4.5のものになってるけどキニシナーイ!
http://www.libsdl.org/projects/smpeg/release/smpeg2-2.0.0.tar.gz
ちなみに、ソースは、SDLのフォーラムから情報を頂きました。
さあ、ビルドだ!…の前に
configureが無いじゃねーか!というわけで、autogen.shを使って作成(最初、どうやるかわからなかったけど、smpeg2.spec読んで当たりつけたらそうだった)
./autogen.sh --prefix=/opt/SDL2 --disable-debug --disable-opengl-player
makeだmakeだ!
これで、configureができた、というわけで、いつものコマンド。
./configure --prefix=/opt/SDL2 --with-sdl-prefix=/opt/SDL2
make
sudo make install
まとめ
ここまで書いてみましたが、どの方法も一長一短です。
コンセプトや規模に寄って取捨選択する必要性は未だに根深そうです。
RiteVMとかは?
Ruby絡みでは、RiteVM(組み込みスクリプト言語とRiteVM勉強会 : ATND)が使いやすそうだったら、そっちにも注目したいですね。
(RiteVMがUnity3Dに組み込まれればさらに最強ですね)
あとは、本格的にリリースされるのはいつなんだろう…。
Unity3Dとかはどうだろう?
最近話題のゲームミドルウェアですね。ベースはMono(.NET)です。
Unity
いろんな場面で使われていたり、マルチプラットフォーム対応のミドルウェアなので、アプリ配布に困ることはないでしょう。本格的なゲームにはこっちのほうが有効でしょう。
ただし、ほんまに細かいところまで設定できるので、とにかく慣れなきゃいけない。
(画像の設定とか、ライブラリだけでもかなりある)
あと、Webからのデータは取得可能ですが、jQueryが使えないなどといった弊害(Unity3DのJavascript実装は「UnityScript」と呼ばれるくらいの独自実装)があるので、ajaxなどの実装は難しくなります(いちおー、Unity3Dで使えるjQueryを作ろうとしていますが、2009年以降開発停止中…)。
さらに、サポートしている言語にRubyが無いのが残念(そこか!?)
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HTML5でゲームを開発する方法
簡単に言うと、「Railsでゲーム開発できないか?」ということです。
ブラウザでゲームが作れれば、マルチプラットフォームである程度速度のあるゲームが作れます。
ただし、結論から言うと、ちっちゃいゲームなら可能という結論が。
一応、Javascript+Rails3.1(3.2)を使い、ゲーム開発を助けるMiyako for Web(略してM4W)(https://github.com/cyross/Miyako4Web)作ってみました。
jQueryとかを使えばロジックが比較的簡単に組めるようになります。
ところが、いかんせん、Miyakoで開発した時と同じディレンマを抱えているわけです。
問題は素材。
TANAKA Uの自由帳 / NEXTFRAME(!): HTML5ではゲームが作れないさんところで書かれていて思わず納得したのですが、素材ファイルにはライセンスという問題が。これでは、ほぼ自作素材、もしくはちゃんとライセンスを確認して使わないといけません。ああめんどくさい(ヲイ)。
個人的なアプリならまだしも、商用ソフトとなると、苦労が更に倍増します。特に、外国でリリースされた素材を使うときは、ライセンス違反には厳しいのです。
もちろん、Staticファイルアクセス用のリソースを噛ませて、CSRFなりセッション変数で判断して、勝手にダウンロードさせることを抑制できるようにはできます。しかし、ダウンロードしたファイル自体には全く手を施さないので、この方法でも商用ライセンスの素材や、「ファイルをそのまま配布してはいけない」ライセンスのフリー・同人素材の前ではアウトです…。
この問題が解決出来ればなぁ…。
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Miyakoの開発停止状態について
というわけで、久しぶりにはてなで更新を。
こないだから、Miyakoどないなってんねんなーとか言われてそうですが(気に留めてない?やっぱり?)、現在、開発停止中となっております。
理由は、怠惰とか怠惰とか怠惰とかあるのですが、未来を見据えていたら、気がついたら未来になってしまったと言いましょうか…。
Miyakoをめぐる環境としては、対応環境として入れていたActiveRubyが、1.9.2以降からVC2010へ移行したため、バイナリがそのまま使えなくなったのがきっかけでした。
さらに、今後、アプリを配布するための環境(インストール方法とか暗号化とか)のことを考える必要性があるわけで…。
そのため、対応策を考えないと…VC2010がゲットできない(Standardが無くなった)…Ruby/SDLのビルドどうしよう…とか、どうたらこうたらとか混乱している間に本職とかが忙しくなり、1.9.3が登場し…現在に至ります。
うちの開発ポリシーが、「一人でゆっくりやっていこう」というものだったので、ここまで変化するとどうしようにもならないやら…。
長らく、Miyakoご愛顧頂きましたが、状況を見極めるまで(もしくは、開発を引き継ぎたいという人が出てくるまで)、開発を停止しようと思います。その時は、引き続きのご愛顧をよろしくお願いいたします。